今日は二冊。
◆あらすじ
自分が誰なのか確認するために、まわりのすべてを数え続ける少年・ヒロキ。その笑顔は十歳にして一切の他者を拒絶していた!マコトは複雑に絡んだ誘拐事件に巻きこまれていくが…。池袋の街を疾走する若く、鋭く、危険な青春。爽快なリズム感あふれる新世代ストリートミステリー、絶好調第2弾。
今回もIWGPは面白い。物悲しくあり、怖いのだが、面白いのだ。これはマコトの人柄の為かもしれない。そしてついつい読み進めてしまう。暗めの話が多いのに、読み終わった後、心に黒いものが残らない。最後にこれで良かったんだと思ってしまう。ただ暗いだけ、ただ面白いだけの小説ではないのだ。
今巻にもドラマの原作の話が入っていたので、そちらの方でも楽しむことができた。完全にIWGPにハマってしまった。
二冊目
◆万博公園に出現したオレンジ色の巨大怪鳥とは!? 係長から「マキメっち」と呼ばれるとき
「この世に存在するはずのない曲」への想い 。負のカリスマ「御器齧り」との仁義なき戦い 。などが入ったマキメ初のエッセイ集。
私はエッセイという物を全く読まない。小説は二百冊以上読んでいるにもかかわらず、エッセイは片手の指で数えられるほどしか読んでいない。
エッセイの面白さの要因の一つは、作者の独創性と感性と価値観からなる文章だろうと思う。しかしこれは小説以上に好みが分かれる物であるとも思う。そして私は私に合うエッセイに今まで一度も出会わなかったのだ。
しかしマキメのエッセイはとにかく面白いおそらく私の波長に合ったのだ。文体だったり、表現だったり、言い回しだったり、兎にも角にも面白いのだ。また前作に繋がるような所もありそういった面でも楽しめる。また終わり方もかなり纏まってて絶妙に良かった。
話は少しそれるが、このエッセイの表紙のイラストのような絵が私は好きだ。なんという絵だったか思い出せないのだが、中学の美術の教科書にこのような技法の使われた絵が載っていて私は魅せられた。その絵を見ていると絵の中の迷宮引き込まれ、迷っているかのように思えてしまい、そしてとても幻想的な気分にさせられたものだ。
そして私は今ネットという迷宮と昼と夜の間を彷徨っているが、そろそろ抜け出さなくてはならない。何故なら四月から学問という名の迷宮が待ち受けているからである。
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