2008/01/31 (Thu) 12:38
引篭り生活開始のファンファーレ

やっと大学の後期試験が終わった。10日余だったが、その長さといったら、ガンダムの歴史ほど長く感じた。試験も何とかいけそうな感じだ。なぜなら、ある重要な試験の勉強中に神が降りてきたからだ。こんな事をいっていると、狂気沙汰のように思われるかもしれないが、本当に私の山を張ったところが出るように思えてきたのだ。そうしたら案の定私の張った山が的中、この1週間私は神に愛された男だった。
何はともあれ無事に終わった。しかし不甲斐ない事に試験のせいで20日で5冊しか小説を読めなかった。実に残念だ。とりあえず5冊のレビューを。


夢の守り人 (新潮文庫 う 18-4)夢の守り人 (新潮文庫 う 18-4)
(2007/12)
上橋 菜穂子

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◆あらすじ
人の夢を糧とする異界の“花”に囚われ、人鬼と化したタンダ。女用心棒バルサは幼な馴染を救うため、命を賭ける。心の絆は“花”の魔力に打ち克てるのか? 開花の時を迎えた“花”は、その力を増していく。不可思議な歌で人の心をとろけさせる放浪の歌い手ユグノの正体は? そして、今明かされる大呪術師トロガイの秘められた過去とは? いよいよ緊迫度を増すシリーズ第3弾。

シリーズ第三弾。なかなか面白かったので走って読んでしまった。謎を残しつつ無難に進むので無難に読み進めてしまう。やっと第3弾になってこの作品の面白みが深くなってきたという感じ。話の展開も面白く読みやすいので暇つぶしにはもってこい!


2冊目
アルテミス・ファウル北極の事件簿 (角川文庫 コ 17-2)アルテミス・ファウル北極の事件簿 (角川文庫 コ 17-2)
(2007/11)
オーエン・コルファー

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◆あらすじ
妖精世界の地底警察は、ゴブリンの犯罪組織に手を焼いていた。ルート司令官は、悪の天才少年アルテミス・ファウルに捜査への協力を依頼した。アルテミスの冒険が再び始まる!

シリーズ2作目。そこそこ面白かった。前にも書いたと思うが海外文学のわりに読みやすい。翻訳家がどうしようもない者だと、とても読みにくい小説になるが、この小説にはないので読みやすく、楽しく読むことができる。話の流れもそこそこ面白いし、今巻はアルテミスの成長が描かれているので、今後の作品に期待の持てる作品だ。


3冊目
水滸伝 16 (16) (集英社文庫 き 3-59) (集英社文庫 き 3-59)水滸伝 16 (16) (集英社文庫 き 3-59) (集英社文庫 き 3-59)
(2008/01/18)
北方 謙三

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◆あらすじ
梁山泊は戦によって、潰滅寸前にまで追い込まれていた。回復の時を稼ぐため、侯健と戴宗が偽の講和案を持って高きゅうに近づく。また、晁蓋を殺した史文恭が再び動き出した。名を変え、商人になりすまし、次なる標的のそばで暗殺の機を待ち続けている。それに対し、公孫勝は袁明の首を狙っていた。堅牢な守りをかいくぐり、いま、致死軍が青蓮寺を急襲する。北方水滸、暗闘の十六巻。

こんなに1ヶ月を長く感じ、待つことを苦痛に感じたことはおそらく生まれてこのかた感じたことがない。水滸伝15を読んでから16巻が発売するまでおよそ1ヶ月、とても長かった。発売日当日に買いに行ったほどだ。しかし憎き試験のおかげで、読むのが遅れてしまった。
さて今巻は大きな戦が終わり中休みという感じ。戦ではあまり活躍しない部分が活躍する。暗殺であったり、諜報活動であったり。やっと佳境に入ったという感じだ。面白すぎてたまらない。また発売日までの時間が長くなりそうだ。


4冊目
空の境界 下 (3) (講談社文庫 な 71-3)空の境界 下 (3) (講談社文庫 な 71-3)
(2008/01)
奈須 きのこ

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◆あらすじ
両儀式(りょうぎしき)とその友人・黒桐幹也(こくとうみきや)の前に再来する殺人鬼。忌まわしい邂逅が、式を苛む“殺人衝動”を加速させていく。式と幹也の赴く果てに、真実を告げる記憶の“境界”は開かれるのか――!? もはや伝説となった同人小説から出発し、“新伝綺”ムーブメントを打ち立てた歴史的傑作――。解説・笠井潔

完結編。3冊目を読んで思うのは、文庫版になって上中下という各話の分け方が良かったと思う。上巻が式の過去と荒耶と出会う前の戦い、中巻が式の目覚めた時の話と荒耶との戦い、下巻が荒耶の置き土産ととても良い感じに分かれている。
また話の伏線というのもいたる所に存在していることに驚かされる。空の境界は式の4年前の高校生時代の記憶が鍵となっているが最後の話で伏線が繋がる。
話の構造も面白い、。そして何よりカッコいい。しかしそこからは冷たさが感じられる。それは読んだ後ネガティブになるものではないが、冷たく考えさせられてしまう。
この小説は確かに歴史的傑作だ。私は読んだ後、しばらく余韻に浸りたかったほどだ。ずば抜けて面白い。


5冊目
阪急電車阪急電車
(2008/01)
有川 浩

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◆あらすじ
恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車……関西のローカル線を舞台に繰り広げられる、片道わずか15分の胸キュン物語。大ベストセ ラー『図書館戦争』シリーズの著者による傑作の連作集。

今までの作品と雰囲気が違い恋バナありほのぼのする話ありの話になっている。しかしそこには有川浩の会話文の面白さが生かされている。今までとは違った有川浩のイメージを植えつけられた。話は駅ごとにエピソードが繋がっていき、人と人のつながりが書かれている。話の趣向も展開もとても面白い。また電車の面白さというものがうまく描かれていて電車の楽しみも味わえる作品となっている。
また有川浩の作品はイラストがいい。今巻は特にカバーを取った表紙が良かった。
                                                   以上


いや試験の論述形式の問題が多いせいでレビューもだらだらと長ったらしく書いてしまった。さて今年の春休みを存分に満喫するとしよう!







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